『Fly Me To The Moon』

おっちゃんモデラーの成長記録。

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milliondollar





後れ馳せながら、やっと見た
『ミリオン~……』



監督の映画は賛否が分かれるんだろうな。


今や第一線の監督として認知されてるけど


「不条理」
「業」
「贖罪」
「尊厳」


そんなテーマが複雑に絡んで頭から離れなくなるから


前以て、『腹くくって見るぞ』って態勢でないと見れなかった。



んで、重い腰をあげた。




ラストで涙でちゃったなぁ~。


まさか泣くとは思わなかったから自分でも驚いた。


悲しくて泣いたのか、
やるせなくて泣いたのか


よく、わからないけど泣けて泣けて…



やっぱりイーストウッドはすごかった。



なぜ、登場人物にそこまでさせるのか?


作り手として独自の哲学が確立してるからできるんだろうと思う。



キャラクターに動機があって、
動機に沿った出会いが用意されていて、
出会いから外界が広がって行くんだけど

そこでいろんな出来事に遭遇する。



――――――――――――


出来事って、やっぱり外の世界と繋がっているからこそだと思うんだよね。


でもイーストウッドの映画は外界があまりにも情け容赦ないから、客観的に見る事が辛くなってくる。


ちょっと矛盾してるけど主観的に見るのも辛い。


どのキャラクターに自分を投影したら救われるのか、

慣れない人は脳内が情報処理できなくてパンクしてしまうんじゃないかな。なんて余計な心配をしてしまう。



もしかして自分が泣けたのは、


どの主要キャラクターに自分を投影しても
背負わされるものが「悲しく」「重い」のが辛くやるせないからなのかもしれない。


反面、この上なく人の意志や尊厳を想っているから
ラストの決断は胸に迫る物があるんだろうー…。




生きるってキレイじゃないんだよ。

かと言って死ぬ事を容認している訳じゃない。容認してるなら生まれてくる意味がない。


酒の席で、こんな話題を投げ掛けられたらめっちゃブルーになって引きまくるけど



でも監督は、シラフの我々観客に超難問をビシバシ放ってくる。





理不尽な出来事の中に尊厳を見出だすなんて無理。

その尊厳には美徳もあるんだろうけど、一般的にはタブーとされる部分がある。

生と死について
「何が正しいのか」

それについて考えてみないか?


そんな事はどうでもいいだろう?


両極端なお題を投げ掛けてくる。




で、最終的に答えらしい答えなんて無いと思わないか?
と、正解なしで映画を終わらせる事ができる。



やっぱりイーストウッドは凄いお方だ。
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  1. 2013/01/19(土) 23:19:12|
  2. 映画
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